2~5人 / 8才以上 / 45分
~~ ミイラを避けて宝物を集めよう ~~
宝物を発見するためにピラミッドの中の迷宮を探検する冒険家と宝
物を守るミイラの追いかけっこゲームです。
ついたてを挟んで1人が裏側に座ってミイラ役、残りの人は表側に
座って冒険家役です。
冒険家側は、それぞれ5枚配られる宝物カードを誰か1人でも全部
集めれば勝利、ミイラは冒険者を規定回数捕まえれば勝利です。
鉄板が入ったついたてに、冒険家とミイラのコマが磁石でくっつき、
冒険家の側からはミイラのコマの位置も分かるようになっています。
ついたての裏側も同じ迷宮の絵が描かれていてミイラ役は裏面から
磁石でミイラのコマを動かします。
ミイラのコマが冒険家のコマに接触すると、カチッと音がしてコマ
が磁石でくっついて、裏面のミイラ役に分かるようになっています。
冒険家役の人は、手番が来たら5個のサイコロを振って、出た目の
どれか(1、2、3、4、矢印)1つの数だけ自分のコマを動かし
ます。矢印は壁につきあたるまで一直線に進みます。
ただし、サイコロの出目には棺のマークがあり、これが出たサイコ
ロは、呪いがかかってミイラにとられてしまい、次の冒険家が振る
サイコロが減ってしまいます。
手番の開始時に呪いを浄化すれば、サイコロを返してもらえますが、
ミイラは返してもらったサイコロ1個につき1歩進むことができま
すので、冒険家の近くにミイラがいる時は悩みどころです。
自分の集めている宝物のマスに止まったら、宝物カードを公開して
拾ったことを宣言できますが、ミイラ役の人にそのマスに冒険家が
いることを教えることになるので、ミイラが近い時は拾わずにやり
すごすこともできます。
冒険家の手番が一巡したら、ミイラの手番です。
ミイラの茶色いサイコロは1個だけ、1~3の出目でしかも半分は
1ですが、冒険家のサイコロをとりあげている時は、1個につき1
歩余分に進めます。(ミイラ・だーっしゅ!!)
協力プレイでハラハラドキドキのこのゲーム、女性と子供には特に
大ウケですので、パーティゲームとしてもいいですが、小学生のい
る家庭への贈答用としても秀逸だと思います。
ただ、ガチの対戦思考ゲームとして遊ぶのであれば、ミイラ側の勝
利条件を1~2回減らすべきと思います。
ミイラ側が少し不利になっているのは、お父さんをミイラ役にして
家族で遊ぶ子供向けゲームというシチュエーションでの予定調和を
意図しているのだろうと思います。