はりらんタイムズ

兵庫県姫路でボードゲーム会を開催している「はりらん」です。 ボードゲーム情報や、ボドゲ会レポを発信していきます。

カテゴリ: ボードゲームの紹介

イメージ 1

イメージ 2

【ウボンゴEX(エクストリーム)】
2~4人 / 8歳以上 / 30分
6角形が繋がった歪な形のピースを組み合わせて型にはめ込む過激
なパズルゲームです。
絵合わせパズルのどこが過激かって?
確かにパズル好きな人には別に珍しくもないパズルですが・・・
雑誌なんかのパズルと一番違うところは、これは早解き対戦ゲーム
だってことです。
原作のウボンゴは正方形を連ねたピースを型にはめ込むゲームです
が、本作は4角形から6角形になって倍以上にパワーアップしてい
ます。文字通りエクストリーム(極限)です。
時間無制限でただ型にはめ込むだけなら軽い頭の体操なんですが、
更にみんなで一斉に早解き勝負にすると・・・夏の暑さも吹っ飛ぶ
激熱ゲームに大変身!
6角形が4~6個繋がった歪なピースが1人に13枚渡され、問題
カードは9枚配られます。
問題カードは表と裏の両面に問題が描かれていますが、片面はピー
ス3個、もう片面は4個を使うものになっています。
どちらか一方を使うので、使わない側の面を向けて伏せておきます。
4ピースは難易度が格段に上がるので、最初は素直に3ピースをや
ってください。
司会の人のかけ声で、一斉に問題カードを1枚裏返してゲーム開始
です。誰よりも早くカードに描かれたピースを組み合わせて型には
め込みましょう。
早く解いた人は宝石(点数)を入手します。
ピースは表裏で形を変えますから、3枚でも組み合わせのパターン
は膨大です。型のデコボコを見てある程度推理しないとなかなか答
にたどり着けませんし、計算よりも直感・ひらめきっていうか、慣
れもあるんでしょうが、それだけでは無理です。
脳みそフルスロットルで遊ぶ短期決戦で、長期計画は不要です。
駆け引きもありませんから全開で考える快感を楽しんでください。
パズル好きの人の慣れの分も考慮して、長期間遊び続けるのなら、
4角形よりも6角形のほうがいいと思いますが、パズル苦手の人の
場合は、4角形のウボンゴから手をつけたほうがいいかもしれない
です。
正規ルールでは、1分砂時計をひっくり返して開始で、砂時計が落
ちるまでに解かなければいけませんが、慣れるまでは時間無制限で
遊んだほうがいいです。
苦手気味の人に聞くと、1人で黙々と時間無制限でコツコツやるほ
うが好きなんだとか。問題カードは多くて覚え切れませんから、そ
ういう遊び方でも大丈夫らしいです。
ところで、私は4角形の型はめパズルというとテトリスが浮かんく
るのですが、確かにテトリスうまい人はウボンゴも強いですね。
落ちものパズルもどんどんピースが落ちてくるので同じ時間制限制
の型はめパズルとして近い感覚があるんでしょうか。
このウボンゴExは6角形ですが、6角形ピースが落ちてくる落ち
ものパズルゲームがあったってご存じでしょうか?
ヘクシオンというコナミの作品ですが、アーケード(ゲーセン用)
のみで、家庭用移植はありません。
実は私、これが大好き(っていうか”得意”)なんです。
当然、ウボンゴExも・・・(ニヤリ
定例会で参戦するのはもうちょっと他の皆さんが慣れてからになり
そうですね。

イメージ 1

イメージ 2

【おぶたダイス】( PASS THE PIGS )
2人以上 / 7歳以上 / 10分~
古典的名作(?)。
ブタ型サイコロを振って出た目(ポーズ)で点を稼ぐゲームです。
ゴム製の可愛いブタくんは、転がすと思った以上によく跳ね回って
結構豊富なポーズを決めてくれます。
ブタくん2個を同時に振って出来たポーズで1~20点の点数を得
て、合計で100点稼げば勝ちです。
左右の腹の区別が付くように右腹には黒点が描かれていて、2個共
横向きになったときに2個とも同じ側の腹を上にしていれば1点に
なりますが、違う側だとそのターンの得点を失ってターン終了にな
りますから、点数が入る限りは自分のターンに何度でもブタ振りを
続けることができますが、欲をかきすぎてはいけません。
また、2個が寄りかかったりしてくっつくと今まで得た点数を全部
失いますからご注意を。
首を下に逆立ちすると10点とか、一見無理っぽく見えますが、や
ってみると結構頻繁に立つのでよく出来ているなと感心します。
ブタくんは可愛いけど、ただそれだけ?
いやいや、なんのなんの・・・実際そうかも(^^;
いいんです!そういうもんなんです!その程度で十分なんです!
ブタくんにそれ以上を期待してはいけません。
これを他のゲームのサイコロ代わりに使えないかなぁ。

イメージ 1

【シャンハイ】
2人 / 8歳以上 / 20分
2人専用です。
酒場で船員に酒を振る舞い、酔い潰して自分の船に連れ込み、自分
の船員にしてしまおう(!)というゲームです。
ラウンド毎に6枚の船員カードが一直線に並べられ、先手の人が左
右のどちらを1にするかを選びます。
手番になったらサイコロを2個振り、どちらか一方をその出目の場
所のカードの横に置きます。
サイコロを置き終わった後、各カードについて、横により多くのサ
イコロを置いた人がそのカードを得ます。
同数なら左右の隣の場所のサイコロの出目の合計を数えて、多い方
がそのカードを得ます。
どちらもサイコロを置いていないか勝敗のつかないカードは捨て札
になります。
得たカードは国籍(色)ごとに分けて手元に並べます。
茶色のカードは任意の国籍の船員2人、サイコロをふり直すなどの
特殊効果として使えます。
8ラウンド繰り返した後、手に入れた船員カードを国籍(色)ごと
に相手と比べて、多いほうが得点を得ます。
2人ゲームとしては簡単なほうで割と手軽に遊べますが、駆け引き
の要素もしっかりとあります。

イメージ 1

【フィニート】
2~4人 / 8歳以上 / 20分
6×6マスの方眼のゲーム盤に1~12の数字の書かれたタイルを
並べる割と簡単なゲームです。
プレイヤーはゲーム盤と自分の数字タイル12枚を貰います。
数字タイルを裏向きにしてよく混ぜておきます。
3枚だけ表向きにしてゲームスタートです。
誰か1人がサイコロを振ります。
各プレイヤーは、サイコロの出目が決まったらゲーム盤上のその数
字のマスに表向きの3つのタイルのうち1枚を置き、裏向きのタイ
ルを1枚めくって表向きタイルを3枚に補充します。
サイコロが12回振られて12枚のタイルを置き終わった後もゲー
ムは続き、今度は盤上の好きなタイルを出目のマスに動かします。
誰かが12枚のタイルを昇順(左上から1→12の順)に揃えれば
ゲーム終了です。(タイルの隙間は何マス空いてもかまいません)
盤面のマスは1から20まで一直線に並んでいるものと考えます。
テイクイットイージーと同じタイプのソロプレイ(対戦相手の干渉
がない)ゲームなので、一応1人でも遊べますし、2セット以上用
意すれば、もっと多人数でも遊べます。
一見すると計算力重視のロジックゲームっぽいですが、実際はサイ
コロの出目とタイルめくりの運ゲームですので、あまり深く悩まず
にわいわいやりましょう。

イメージ 1

【ブラフ】
2~6人 /12歳以上 / 30分
1993年ゲーム大賞受賞、ちょっと頭を使う定番ゲームです。
ダイス(サイコロ)の出目の数を推理します。
各プレイヤーに5個づつ配られるダイスは、1~5と6の代わりに
オールマイティの☆マークが描かれています。
全員が一斉にダイスカップに隠してダイスを振ってラウンド開始で、
自分のダイスの出目を確認してから、先手の人はゲーム盤の上の赤
ダイスを動かします。
ゲーム盤には1~20の数字の書かれたマス目があり、例えば3が
書かれたマスに赤ダイスが出目2で置かれていれば、2の出目が全
員で3個(以上)あるという指示になります。
手番の人は全員の出目を推理します。☆はオールマイティなので、
2の出目の数=2の数+☆の数です。
盤面の指示よりも出目の数が多いと思えば、赤ダイスを盤面の数字
が増える方向のマスに移動させます。(減らすことはできません)
盤面の指示よりも出目の数が少ないと思う場合は、チャレンジを宣
言できます。
誰かがチャレンジを宣言したら、全員のダイスを公開して出目の数
をチェックします。
出目の数が盤面指示よりも多い場合はチャレンジしたプレイヤーの
負けで、そのプレイヤーは差分だけ手持ちダイスを失います。
出目の数が盤面指示よりも少なければ、チャレンジしたプレイヤー
の勝ちで、直前の手番のプレイヤーが差分だけ手持ちダイスを失い
ます。
出目の数が等しければ、直前の手番のプレイヤー以外の全員が手持
ちダイスを1個づつ失います。
盤面の3マス毎にある赤いマスには赤ダイスを置く場合は☆の出目
だけを置くことができます。
チャレンジが終われば、全員手持ちダイスを振り直して新たなラウ
ンドを開始します。
ダイスを持ったプレイヤーが一人になれば、その人が勝者です。
ちなみに、このゲームの醍醐味はダイスの数を正確に推理して宣言
することではありません。
ゲーム名を見れば分かりますよね。

イメージ 1

【お先にしつれいしまーす】
2~4人 / 8歳以上 / 20分
そろそろ終業時間です。さっさと帰ろうと思っていたあなたに社長
や部長、先輩に派遣社員までみんなが残業仕事を押しつけてきます。
周りを見回すと同僚達も同じように仕事をかかえているようです。
同じ人からの仕事や同じ内容の仕事なら他の人に押しつけて早く帰
ってしまいましょう!

24枚のタイルは表の面に残業仕事を持ってくる人の絵が6種類、
裏の面にはその人と仕事内容4種類のいずれかが描かれています。
タイルを表の面にして混ぜて、各プレイヤーはキャラクターごとに
1枚づつを受け取り、表面のままで自分の前に並べます。
自分の手番が来たら、自分の前のタイルを1枚裏返しにするか、裏
面になっているタイルのいずれかを、キャラクターか仕事内容が同
じ他のタイルの上に乗せます。
誰のタイルも移動できなくなったらゲーム終了で、自分の前にある
タイルが最も少ない人が勝ちです。
卓上ゲームに触れたことのない人でも簡単な説明ですぐにプレイで
きますから、人が集まった時の余興などにもいいと思います。

イメージ 1

【テンプテーション】
2~6人 / 8歳以上 / 30分
手持ちのサイコロを振ってゲーム盤に書かれた出目を埋めて得点を
を稼ぐゲームです。
ゲーム盤のカードには、サイコロの出目の列が6つと、その列を埋
めた時に得られる得点(たまに失点)が書かれています。
8枚のゲーム盤カードは両面で違う図柄になっているので、無作為
に積み上げて山札を作りシャッフルしておきます。
全部で30個のサイコロを、参加者全員に同じ個数づつ分配します。
手番の人はサイコロを5個(手持ちがそれ以下の人は全部)振って
出た目の中からゲーム盤の上の出目と同じものが1つでもあれば、
好きな個数をゲーム盤の出目の上に置いて塞ぎます。
この時点で手番を止めてもいいですし、残りのサイコロを振り直す
こともできます。
1列を全て埋めることができれば、その列に書かれた得点(または
失点)を得ます。
1個も置く出目がなければそこで手番終了、ゲーム盤に置かれたサ
イコロはそのままで残ったサイコロを回収して次の人の手番に移り
ます。
サイコロを振った時に、1個でもゲーム盤に置ける出目があれば、
(失点など置きたくない場所でも)1個は必ずどこかに置かなけれ
ばなりません。
ゲーム盤の上の出目が全て埋まればラウンド終了で、ゲーム盤上の
サイコロを各参加者の手元に戻し、山札をめくって新たなゲーム盤
を用意します。
規定の得点を誰かが得ればゲーム終了です。
このゲームは既に絶版になっていますが、ロイヤルカジノという、
名前を変えた復刻品が現在発売されています。

イメージ 1

【シャザム!】
2人 / 10歳以上 / 30分
2人対戦専用ゲームです。
2人の魔法使いが溶岩の河に架かった橋の上で出会った時、それは
死闘の始まりを意味します。
橋の中央に燃えさかる炎を置き、そこから左右それぞれ3マスの位
置に魔法使い駒を置いてゲームスタートです。
ターン毎に手持ち50ポイントの中から魔力をベットし、一斉に公
開し、多い側は炎を相手に向けて1マス押します。
炎が魔法使いの駒のところまで到達すれば1ラウンド終了で、炎の
位置から3マス目に魔法使い駒を再配置し、魔力残量を50ポイン
トに戻します。
魔力2倍、炎を動かすなど15種類(1つはブラフ)の魔法カード
を裏向きで山札にして、手札6枚でプレイ開始します。
魔法カードはターン毎に1枚以上裏向きでプレイして使い切りです
が、ブラフのカードはプレイしても手札に戻ってきます。
ラウンドが進む度に橋が両端から1マスづつ崩落し、背後がなくな
っていきますので、長くても5ラウンド程度で勝負がつきます。
基本は「相手より1点多くベットして勝つこと」という読み重視の
ゲームです。
魔法カードのテキストが外国語(英語ではありません)なので、日
本語訳のシールでも貼ったほうが遊びやすいと思います。
(写真はテプラでシールを自作して貼っています)

イメージ 1

【マンハッタン】
2~4人 / 10歳以上 / 60分
ビル駒を積み上げて高層ビルを作るゲームです。
各プレイヤーはラウンド開始時にストックから1~4階立てのビル
駒を6個好きに選びます。
その後3×3のマス目のうち1つが赤く塗られた建設カードが各プ
レイヤーに3枚づつ配られます。
盤面には3×3のマス目で出来た世界の大都市が6つあり、手番が
来たら、建設カードを使っていずれかの都市の該当するマスにビル
駒を置きます。
既にビルの立っているマスの場合は、その上に積み上げることもで
きます。
全員が手持ちのビルを置き終えたらラウンド終了で、各ビルの最上
階に自分の駒を置いている人がビルのオーナーとして得点を得ます。
他人のビルの上に自分の駒を置いて乗っ取ることもできますが、置
いた時点で、そのビルの中で自分が一番多くの階を持つ状態になっ
ていなければなりません。
世界一高いビルと各都市で一番高いビルを持つ人はボーナス点があ
ります。
高いビルを積み上げられるかどうかは、建築カードの引き運に左右
されますが、ストックにあるビル駒の数は全員同じなので、ラウン
ド毎の手持ち駒によって、分散させて細かく稼ぐか、積み上げてビ
ル王を目指すか、ペース配分を考えて高い駒を使うタイミングの駆
け引きがあります。

イメージ 1

イメージ 2

第一次世界大戦時の戦闘機による空中戦のゲームです。
まずはじめにドイツ、オーストリアなどの実機の名前と絵が描かれ
た機体カードから自分の機体を1枚を選んでその機体用の移動方向
が書かれた機動カードの束を受け取ります。
ターンの始めに3回分の移動計画を立て、機動カードを3枚選んで
伏せておきます。
1枚目の機動カードを全員同時に公開して、自分の機体を移動させ
ます。
自分の機体が敵機の射程に入ってしまったプレイヤーは、ダメージ
カードを引きます。ここまでで1フェイズ。
2枚目、3枚目の機動カードも同様に処理して、3フェイズ終われ
ば機動カードを手元に戻して1ターン終わりで、ふたたび移動計画
を立てるところから繰り返します。
引いたダメージカードに書かれた数字の合計が機体の耐久度を超え
れば機体は墜落して負けになります。
ダメージカードでジャム(弾詰まり)が出ると敵機が3フェイズ間
撃てなくなるというルールもあります。
基本セット"FamousAces"には10機以上の機体カードが入っていま
すが、4種類の機動カードが各1セット(1人分)づつしか入って
ないので、1セットではミラーマッチをプレイできません。
機体によって旋回性能の差があり、小回りがきかない機体ではパイ
ロット(プレイヤー)が未熟だとすぐに背後をとられてしまうので、
純粋に公平な対戦を楽しむなら、基本セットを2つ以上購入したほ
うがいいです。
一度多人数のチーム戦で編隊飛行を見たいですね。

イメージ 1

【バン!】
2~7人 / 8歳以上 / 20~40分
西部劇をテーマにしたカードゲームです。
シェリフ(保安官)、デピュティ(助手)、アウトロー(無法者)
レネゲイド(裏切り者)の4つの立場に分かれて戦います。
まずプレイヤーは輪になって座り、役割のカードとキャラクターカ
ードを受け取ります。
シェリフの人だけは役割カードを公開し、他の人は互いに役割が分
からない状態で戦います。
手番が来たら山札から2枚引き、手札をプレイします。
銃を撃つには「バン」と書かれたカードが必要です。
撃たれた側は、手札の「ミス」カードをプレイすることで弾を避け
ることができます。
座った席順による射程距離の概念があり、距離を増やすアイテムカ
ードを手に入れなければ、隣の席の人にしか撃つことができません。
シェリフが倒されればアウトローの勝ち、アウトローとレネゲイド
が全滅すればシェリフとデピュティの勝ち、レネゲイドは自分だけ
生き残るのが勝利条件なので、巧く立ち回る必要があります。
カードの効果はややこしいものもありますが、絵で描かれているの
で遊んでいる間に覚えられます。
相手の正体と手札を探る会話の駆け引きが深いですが、手札を貯め
るのが難しいので「とにかく撃たれる前に撃て」でいいでしょう。

イメージ 1

【トリック&トリート】
3~6人 / 8歳以上 / 15分
国産ゲームです。ゲーム紹介はメーカーHPでも見ることができます。
http://bgame.jp/tt/index.html
トランプゲームのルールによく使われるトリックテイキング(手札カードを出し合って、
一番強いカードを出した人が勝ちになる)のゲームです。
これだけだとトランプゲームと変わりなさそうですが、専用カードに絶妙なアレンジがい
くつか加えられています。
トリックルールは10種類の中から毎回カードで親(手番プレイヤー)が選びます。
全員が手札カードを出した後、強弱を比べて勝者は点数チップを受け取ります。
オーソドックスな「1枚づつ出して一番大きい数字」というものだけではなく、「2枚出
して合計で勝負」とか、「一番大きい数字、小さい数字以外は全員勝ち」なんてのもあり
ます。
手札カードはスートが赤青黄紫緑橙の6色で計90枚ありますが、スート毎に枚数が違い、
赤は1~20の20枚ですが、橙は1~10の10枚しかありません。
時間も難度も小粒なゲームですが、値段もサイズも小粒でその小回りの良さがいいところ
で、ほとんどルール説明なしですぐ遊べますから、子供の頃に持っていたら旅行の友に必携
していたと思います。

イメージ 1

【ロイヤルターフ】
2~6人 / 10才以上 / 45~60分
~競馬は貴族の遊びです~
7頭の馬がレースを行い、どの馬が勝つかを当てて賞金をもらいます。
一番賞金を稼いだ人が勝ちです。
まず、7頭の馬のクセの書かれたカードが並べられ、各プレイヤーはいずれかの馬の前に
掛け金カードを伏せた状態で置いていきます。
掛け金カードは0,1,2点があり、レースが終わるまで誰がどの馬にいくら掛けている
のか分からないようになっています。
レースが始まったらプレイヤーは順にサイコロを振り、出た目を見ていずれかの馬を選ん
で前に進めます。
同じ馬ばかり連続で進まないように、7頭が全部進むまで、前の人が進めた馬を選べない
ことになっています。
サイコロの出目は4種類ありますが、1つ(馬の絵柄)は3つあり、他の出目は1つづつ
しかなく、馬のクセも特定の出目でたくさん進んだり、いつも同じくらいのペースだった
り色々あります。
出た目を見て、自分の掛けた馬をたくさん進めたり、他の人の馬をゆっくり進めて邪魔し
たりしましょう。
場外馬券でみみっちく勝負する小市民になってはいけません。
王立競馬場で観戦する貴族になった気分で楽しんでください。
(賭けた人が馬を動かすってのは・・・八百長なんだけど)

イメージ 1

【タントリックス】
6角形のタイルを並べるパズルゲームで、いくつか遊び方があり、使うタイルも何種類か
あります。
写真は本屋でタイル20枚入りのパッケージで売られていた「タントリックス・ディスカ
バリー」というゲームです。
タイルはそれぞれ赤青黄の3色の線が描かれていて、タイルを繋いでいずれかの色の一筆
書きの輪を作ります。
残りの色も同じ色の線は同じ色でつながっていなくてはいけません。
タイルは10枚組で枚数を増やすほどにゲームの難易度が上がります。
世界記録は日本人の方が持っているそうです。
1人でじっくりと楽しみたい方、世界記録に挑戦してみてはいかが?

イメージ 1

【クク】
6~9人 / 年齢指定なし / 45分
16世紀イタリア発祥(らしい)カードゲームで、絵札と数字22種44枚からなります。
大アルカナと同じ22種、最弱が道化で最強のクク(ふくろう)が全能を示すことなど、
タロット、トランプの発生と絡んだ深い歴史・・・があるそうです。
トランプと同様にいくつか遊び方があり、販売パッケージにはカンビオというゲームが紹
介されているのでそれを解説します。
カードが1人1枚づつ配られます。
一番弱いカードを持っている人はチップを1枚失うので、手番が来た時に自分が最弱だと
思う場合は、次の手番の人に「チェンジ」と言って自分のカードを差し出します。
次の手番の人は、交換を拒否できる絵札を持っている場合を除き、交換を受けなければい
けません。
絵札には「人間」(交換要求されると相手が即死でチップを失う)、「馬」(交換を要求
された時に自分をパスして次の手番の人と交換してもらう)など特殊効果を持つものがあ
ります。
左右の人の顔色を読む駆け引きもありますが、引き運(人間力)がメインのゲームです。
最弱の「道化」を交換で受け取った人は即死になりますので、手札に配られた人は「プレ
ゼントフォーユー(はぁと)」とか「こんぐらちゅれーしょん」と言って隣に手渡して
あげましょう。

イメージ 1

【王への誓願】
サイコロを振って出目で勝負するゲームです。
最後のターンにゾロ目を多く並べた人が王に願いを通すことが出来て勝ちになります。
場にあるカードを得て特殊能力を増やして勝負に挑みましょう。
手番に振るサイコロは願いを通す説得力を表し、初めは3個ですが特定の出目を出すこと
で宮廷内の色々な身分の人達の協力を得ることができ、2個同じ目が出れば農夫のキャラ
クターカードを得てサイコロを振る数が1個増えるなど、出目を変えたりサイコロの数を
増やしたりできます。
キャラクターカードの枚数はプレイヤー人数より少なく、早い者勝ちですから効率よく集
めましょう。
誰かが同じ目を7つ出して国王のカードを得れば、最終ターンになります。
全てのプレイヤーがありったけの能力を使って出目を作り、より多くのサイコロを同じ出
目にした人(同じ個数なら出目の数字の大きい人)の勝ちになります。

イメージ 1

【キングスブラッド】
1~6人 / 年齢指定なし / 20分
カードはトランプのように4色に分けられ数字と性別(男女)が書いてあります。
場に出ているカードに手札から同色・同番のカードを出してつないで家系図を作り、手札
を最初に使い切った人が勝ちというページワンと7並べを足したようなゲームです。
手番が来たら場にあるカードの各列の両端のカードの横に手札から1枚出してつなぎます。
出せるカードがない場合は山札からカードを1枚引きます。
カードを出して繋いだ時に同色の男女がペアになれば「結婚」が発生して、山札から子供
カードとして1枚めくって下に半分ずらして置き、その子供カードの横にもう1枚続けて
プレイすることができます。
スキップ、ドローなどページワンでおなじみのカードのほか、暗殺、即位などこのゲーム
独自の効果カードもあります。
ファンタジー系のかわいいキャラクターイラストが描かれていて、萌えというよりは女の
子向けを意識した仕上がりになっています。

イメージ 1

【ピッチカー】
2~8人 / 6才以上 / 30分

おフランス製のおはじきレースゲームです。
プラレールみたいにコースの板を組み合わせてレース場を作って、F1カーの絵がついた
木製のコマを指ではじいて進めます。
コースアウトしたらはじく前の場所に戻る(その手番は無駄になる)こと、他の人のコマ
にぶつけてコースアウトさせてもダメ(そんな危険運転をF1ドライバーがしちゃダメ!)
などいくつかルールはありますが、あまり深く考えずにはじきましょう。
コースの板に溝が掘ってあって、そこにゴム板を付ければぶつけて跳ね返りを利用できる
ようになっていますが、付けなければコースアウトしないように慎重に運転するコースに
なったりと組み合わせ方でコーナー毎に多様なバリエーションを作ることができます。
基本セットはコマ8個に直線とカーブの板からなり、オプションで斜面2個と中央に溝の
入った(ゴム板で車線を仕切ることができる)コース板などがあります。
斜面は2個組み合わせて橋を作って立体交差に出来るようですが、単体でジャンプ台にし
てコースを寸断してみても高難度で楽しめました。
正直いって少々お高いですが、人数が揃う場所に持って行けば大ウケです。
値段よりもむしろ、基本+オプションで長机*3が必要な盤面のデカさに要注意です。
オプションも2種あり、買い足せばいくらでもコースを拡張できますが、広げるのも大変
です。(コースは木板なんで持ち歩くには結構重いことにも要注意です)
スタート位置にF1コースのような模様のシールがあるだけなんですが、見ているだけで
どこからかF1レースのテーマ音楽の幻聴が聞こえてしまいます。

イメージ 1

【トランスアメリカ】
2~6人 / 8才以上 / 30分
~~ コタツの上でアメリカ横断 ~~
鉄道ゲームの中では最もシンプルなルールで、5分程ですぐに覚えて遊べます。
盤面は三角形の格子目になっていて、アメリカの主要な都市が北部・南部・東部・西部・
中部の5色に分けられて丸印で描かれています。
各プレイヤーはカードを引いて各部の都市を1つづつ選び、線路をでそれらの都市を一番
先に結んだ人が勝ちです。
初めにスタート点のマーカーを1人づつ好きな場所に置いて、自分の手番が来たら、そこ
から格子の辺に沿って線路のコマを2個つないで都市に向かって伸ばしていきます。
山と川をまたぐ部分は格子の辺が2重線になっていて、そこに線路を引く場合は手番に1
個しかおけません。
途中で他のプレイヤーの線路とつながったら、相手の引いた線路も共通で使えるようにな
ります。
5つの都市をつなぎ終えたプレイヤーは選んだカードを公開してゴールを宣言し、ラウン
ド終了です。
他のプレイヤーはゴールするのに足りない線路の数を数え、機関車形の点数マーカーを進
めます。
ラウンドを繰り返して、誰かの機関車が12マス以上進んでしまったらゲーム終了です。
都市名は英語で書かれていますがカードには都市の位置が絵で描かれていますから、英語
を読めなくてもゲームに支障はありません。

イメージ 1

【コード破り】
1~6人 / 8才以上 / 30分
~~ 電子ロックを破ってお宝を強奪だー! ~~
場に3枚並んだ金庫カードには1~5の数字(開錠コード)が並んでいます。
[111] [22233] など。
手持ちのサイコロを5個振って書いてある数字が出ればコードを破ったことになり、その
サイコロを脇にどけて、カードの数字の上にマーカーを置きます。
脇にどけた後、残ったサイコロを振って開錠を続けるか手番を終えるかを選択できます。
手番を終えた時点でコードを全て破った金庫があれば、そのカードを貰って、カードに書
かれた金額の得点を得ます。
手番が終われば、途中まで破られた金庫はそのまま、金庫カードが減っていれば3枚に補
充し、次の人がサイコロ5個で手番を始めます。
サイコロを振った後、サイコロを1個も脇にどけることができなければ、開錠に失敗した
ことになります。警報機が鳴って警備員が来るので全て破った金庫があってもそこに置い
たまま逃げなくてはいけません。
開錠に失敗すれば手番は強制終了で、コードを全て破られた金庫は山札の底に戻します。
サイコロの目は1~5で、6の代わりにマイクロチップ(?)があります。
マイクロチップの目は、コードではありませんが脇にどけることができ、5個全部を脇に
どけた時点で2個以上がマイクロチップなら、サイコロを5個全部手元に戻して降り続け
ることができます。
5個全部をどけた時点でマイクロチップが1個以下なら、そこで手番をやめたことになり
ます。(破った金庫は貰えます)
プレイヤー同士の駆け引きは少ないので、1人でも遊んでも面白さが変わらない数少ない
ゲームの1つです。
推奨は6人までですが、サイコロは1人分の5個を使い回すので、金庫カードを回収して
使い回せばそれ以上の人数でも遊べます。

↑このページのトップヘ